ジャズピアニスト平川勝朗のページ

ライブスケジュール他、日々の記録など

極私的コロナ備忘録

 

新型コロナの影響が自分自身の生活にどうかかわってきたか、それに対して自分がどう動いたか、ということを後々のため、とりあえず備忘録的に残しておこうと思い、スケジュール帳の記録を見ながら順に書いてみることにした。

 

2月

2月1日に、自分のフェイスブックに、武漢でコロナウィルスなるものが発生したというニュースを受けてくだらない冗談を投稿している。まだちょっと対岸の火事くらいにしか思っていなかったのか。でも、2月の間に急速に、日本も、いや、世界中がちょっとやばいかも、という状況になってきたような気がする。

3月

最初に直接的に被った影響は3月1日のとある町家のジャズイベントの中止である。

調べてみたら、主催者さんから2月28日(開催の前々日)に中止決定の連絡があった。日々状況が悪化していく中で、ぎりぎりまで決断を延ばして悩んでおられたからこその、直前の中止決定であったのだろう。

あと、ボーカルの発表会に向けてのリハーサルは中止。

その他、ちょうど(というかなんというか)新規でウェスティン都ホテルのラウンジの仕事をいただけることになって、3月は全て中止にはならなかったが、改装したてホテルが気味が悪いほど閑散としていたのが記憶に残っている。

その他のライブも中止にこそなっていないが、客足は散々なものであった。

レッスンに関しては辞退する方がちらほら、という感じ。

統計グラフを振り返って見てみると、3月はまだそれほど重傷者も死者も多くは出ていない状況であるが、空前の事態が起こりつつある、という社会全体の空気があったのは事実。

 

4月

予定されていたライブは全て中止。レッスンもかなり減っている。

ちなみに、僕のスタンスとしては、こちらから中止にするということは一切言っていない。来る、来ないは生徒さんの判断にすべてゆだねる、という感じ。

オンラインレッスンに関しては、当初からあまり乗り気ではなかったが、これも要請があればやる、という感じ。これに関しては結局3人の生徒さんが2,3回やったくらい。

7日に主要都市での緊急事態宣言の発令があり、それに京都は含まれていなかったため、10日付で発令の要請を国に出しており、その後18日に発令。

スケジュール帳を見てみると11日の欄に、15時半(鴨川)デルタとの記載がある。

この日にストリートでセッションする予定を入れていたのだが、たぶんこれは中止したんじゃなかったかな、、非常事態になる、ならないの状況下だったわけで。

16日に滋賀の狛坂摩崖仏を一人で見に行っている。ステイホームにいい加減嫌気がさしたのだろう。いい気分転換にはなった。

 25日、鴨川沿いで楽器練習してる人多数、とのフェイスブック投稿。鴨川沿いでセッションやりたい、という気持ちが強くあったあらわれだと思う。

 

5月

個人的には4月と状況はそれほど変わらず。

毎日一体何をしていたのか、、記憶があまりない。

週末、鴨川セッションをやろうとするが、メンバーの都合や雨天などによりなかなか実現せず。

スケジュール帳に、15日ルクラブセッションの記載。仲間に声をかけて、ルクラブを借りてセッションした。これが多分、ほぼ1か月半ぶりのセッションだったかと思う。サックスのS氏が、久しぶりすぎて何の曲をやったらいいかわからず苦笑しながらずっともじもじしていたのを思い出す。

21日非常事態宣言解除。

23日、初めての鴨川でのセッション。

ベースOさんと二人(あとでサックスS氏合流)足を止めて聴いてくれる人ちらほら。練習会のつもりだったのでチップ箱も用意していなかったが、何人かからチップをいただいた。

新規の重症者数は4月に比べてかなり減っている。

死亡者数は前半~中旬ごろがピーク

 

6月

コロナの状況はかなり落ち着きを取り戻してきたが、ライブは2つ。

鴨川セッション、ルクラブでのセッションも引き続き定期的に行う。

この月も個人的には4,5月とそれほどの変化はなし。

 

7月

東洋経済が出している新型コロナウィルスの感染状況というグラフを見ると、

6月はかなり下火で、7月中旬あたりから少し状況が悪くなりつつある。

しかし、ライブの数は、この月がコロナ以前の水準に戻る。

わりに忙しくなった関係で、ルクラブのセッション、鴨川セッションはできなかった(やらなかった)。

朗読専用劇場アールラボが7月にオープン。25日に久しぶりのLetkisライブ。

それに向けての準備、またそれに関連して羊をめぐるカフェに足を運ぶ。

劇場オープンを一つのきっかけとして、本に関係する活動ということで、いろんな形でかかわっていけたらと考える。

レッスンの数は4月で激減したまま変わらず。コロナで来れなくなった生徒さんは、ほぼそのまま来なくなってしまった。

 

8月

7月の反動なのかなんなのか、この月はライブは非常に少ない。

ライブがないため、鴨川セッションをまた再開する。

予想以上にいろんな人が足をとめてセッションを見てくれる。

が、一つ感じたことは、ベース(ドラム)がいないと、それほど人は足を止めてくれないということ。やっぱりサウンドと見た目のインパクトは大事。

コロナ第2波が来た、とマスコミが騒ぎ出す。しかし、医療崩壊等危機的な状況には至らず。一般の人々は5月のときに比べてこの状況に慣れて冷静に見ている印象。

とはいえ、いわゆる「夜の街」の活気の落ち込みは依然続く。というかそれが普通になってきてしまっている。

連日の猛暑。やや夏バテ気味。お盆すぎはさすがにあまりに暑くて、鴨川セッションもお休み。

9月

あいかわらずライブは少ないまま。

鴨川セッションは毎週末。

 

そういうかんじで、少しずつ書き足して行こうかなと思う。

10月

11月

12月